メ ニ ュ ー
山の歩き方
これからの山歩き
登山のすすめと歩き方
山でも頭と体は清潔に
春や夏の山歩き
秋の山歩き
3000メートル級の登山
登 山 用 品
下着・靴・雨具の選び方
帽子・靴下・スパッツ
登山靴の種類と選び方
ザックの選び方
ザックのパッキング方法
地図・コンパス...
水筒・ランプ...
コンロの選び方
家での登山用品の保管
アウトドア関連メーカ
知     識
山小屋・ヒュッテの知識
山歩きとマナー(自然編)
危険な植物
危険な動物や昆虫
3,000m級の山での知恵
もし道に迷ったら
山での雷について
遭難と救助
緊急連絡カード
遭難しないために
山の想い出と出合い
秋〜早春登山
秋山と早春の登山装備
雪山は危険?
冬期登山と装備
雪山の歩き方
ビバーク/天気を読む
本情報に基づいて遂行された活動において発生したいかなる人物の損傷、死亡、所有物の損失、損害に対してなされた全ての求償の責は負いかね ます。念のためお出かけ前に現地での情報をご確認することをお勧めします。
無断転載禁止
 秋山( 高山9月〜10月 低山10月〜11月 )の登山装備
○:必携品 △:あると便利なもの −:不要品(なくても可)
装 備 名        選 定 の ポ イ ン ト テント(幕営)泊
山小屋泊
日帰り
登山靴 低緯度、高山域では、9月後半になると雪が降ることがあります。また、登山道は、霜や霜柱により温度が下がったり滑りやすくなります。
とくに岩場では、氷雪によって滑落の危険性が増してきますので、ソールのしっかりした保温性の高い革製の登山靴を使用するといいでしょう。
低山では、歩行時間帯にもよりますが軽登山靴でもいいでしょう。
上 着 9月後半になると高山域は、冬だと想定しても問題ありません。日中は暖かくても朝晩はかなり冷え込みます。

高山では、気温が低く紫外線も強くなりますので、長袖を着用しましょう。パンツ(ズボン)中厚手の登山・トレッキング用の長ズボンにしましょう。

素材は、保温、撥水性がよく柔らかく防風、耐摩耗性にすぐれたストレッチ性の優れた素材のもの(ナイロン・ポリエステル、純毛など)を選びましょう。
また、レイヤード(重ね着)しやすい形状のものがベスト。パッキングは、ポリ袋に収納。
下 着 登山用品の中では、とても重要ななアイテムが下着です。インナーウェアーは直接肌に触れるものですので、着心地が良くなければなりません。

山では、気温、湿度、気圧、風力など自然現象が著しく変化しますので休憩中など体を冷やしてしまい体力を奪ってしまいます。 吸湿性・保温性が良く、乾燥し易い撥水効果のすぐれた繊のものを選びましょう。

最近では放臭性の化繊でできたものもあります。(ポリエステル系、プレスサーモなど)
ソックス 秋季登山では、靴下も靴と同じく最も重要なアイテムの一つです。
靴下は、化学繊維のものが主流になっていますが、最近ではウールと数種のパイルなど化学繊維糸の長所を取り入れた混紡製品が出ています。

また、夏山と違い保温性を重視したものを選定することが大切です。私の場合、5本指タイプを使用することもあります。
帽 子 登山用として販売されている帽子は、さまざまなタイプがあります。
この中で透湿性が良く防風対策のできたもの、耳当てタイプのもの、登山形態、気象条件、紫外線など自然環境によって選定することが大切です。
サングラス 紫外線対策として携帯することがのぞましいと思います。
サングラスを装着したとき、顔との隙間が小さくフィットするものを選びましょう。
近年偏光サングラスを装着している登山者がいます、

1.偏光度99%以上
2.色抜けを抑制し、ブラウン系に多い青抜けが少ない
3.視感透過率30%台の中間濃度が充実したものもあります。

これらを使用することによって、まぶしさ、紫外線対策のみならず白内障の予防にもいいそうです。
防寒着 10月に入ると冷え込みが厳しく、日ざしがが弱く高山では、降雪になることがあります。
防寒衣には、中綿に羽毛の入ったダウンパーカーや化学繊維の入ったジャケットなどが必要ですが低山では、ウインドブレーカーやフリース(マイクロフリース、中厚のフリース)を持って行くのもいいのではないでしょうか。

フリー スの利点は、
1.軽い 2.動きやすい 3.汚れに強く乾きやすい 3.比較的安価です。
また、通気性がいいことがマイナスになり体温の低下をまねくことがありますので、ウインドストッパーなど防風加工されたものがおすすめです。
スパッツ スパッツは、靴に泥や小石、雑草、小枝、雨水など水滴が靴に入るのを防ぐ役目があります。
形状は、ロング、ミディアム、ショートの3種類が、登山シーズンによるものなどさまざまなタイプがあります。

購入するとき替えゴムのあるもの、通気性の良いもの、防水性に優れたもの、登山形態によって使い分ければいいと思います。
ザック 日帰りであれば、20L〜30L、小屋泊では40L程度、テント泊の場合60L以上のザックが必要だと思います。
機能性を追求したものからシンプルなものまで多種多様です。

選び方
1.体型にあったもの 2.出し入れのしやすいもの 3.背負った感じでしっくりいくもの
(大は小を兼ねることはありません。使い分けが大切)(重装備の場合は、サブザックでの登頂もいいでしょう。効率良く機動性に抜群です。(ビバーク地点まで荷物が多くなりますが・・・))
ザックカバー ザックカバーは、ザックを雨や雪から守るものです。最近のザックは、防水性が優れていますが、長時間に渡る山行では持参することがいいでしょう。
サックカバーは、ザックの容量に合わせてご使用することが大切。
できれば、底に穴のあいたものを推奨します。
底に雨が溜まってしまったり、風による空気抵抗が多くなり、風船状態では歩行困難となります。
レインウェアー 山の天気は変わりやすく、平地では穏やかな天気でも雨が降る可能性があります。
また、暴風対策にもなりますので雨具は必ず持って行きましょう。
レインウエアは大きく分けて、ポンチョタイプ、コートタイプ、セパレートタイプがありますが登山では、必ずセパレートタイプにしてください。
山では、雨が上から降ってくるとは限りません。

横なぶりの雨になったりときには下から舞い上がってきます。
選定は、通気性と防水性を兼ね備えたラミネート系素材のゴアテックスがベストです。通気性の悪いものは自分の汗で体を冷やしてしまいます。

パンツは、裾にジッパーが装着されたタイプがいいと思います。靴を履いたまま脱着できます。
(ヒトコト:ポリ袋に土や群れた靴を包み込みそのまま足を通しても汚さず履くことができます。)
水 筒 高山では、気圧、気温、湿度、酸素濃度が低します。
酸素濃度が低下することによって、呼吸の回数が増え呼吸で吐き出されるとき同時に出される水分の量が増加します。

また、湿度も低くなりますので、汗など皮膚からの水分蒸発が増えるます。
高度が増しても喉の乾きの感覚が鈍くなることによって水分の補給を怠ると脱水症状を起こすことがあります。

登山での必要な水の量は非常に個人差がありますが、2リットル程度は持って行きたいものです。
一般的には、1リットル程度あれば十分との意見もありますができる限り多めの持参が望ましいと思います。

途中に水場があるからといっても冬場になると水場が枯れていたなんてこともあります。
さらに、最近では動物の異常繁殖によって糞尿が混じっていることもあり大腸菌などに汚染されていることもありますので持参することが望ましいと思います。

選定として、チタン等の匂いのつかない1〜2L位のもので、収納しやすい四角形がおすすめ。
サイドポケットには、アルミ製や丸いポリタン、袋状のもの、ペットボトルでもいいでしょう。

耳よりな話:アメリカのカスケードデザイン社からPlatypas(プラティパス)が発売されています。
この商品は、コンパクトにたため、耐久性もあり中身を凍らすことやボイルすることもできるという水筒で、特殊な3層構造になったプラスチック素材でできています。

また、プラスチックの臭いも残らないよう工夫されています。
環境ホルモンのビスフェノールAは検出されていないそうです。オプションパーツも多く注目の商品です。
ヘッドランプ ランプは、早朝登山やアクシデントによる夜間歩行などの場合必要です。
ビバーグしたり、夕刻の樹林帯を歩くとき以外と暗くなってしまいます。
たとえ日帰りであっても持参すべきです。
ランプは、懐中電灯でもいいのですが、やはりヘッドライトがいいのではないでしょうか。頭にセットしますので両手は自由に使うことができます。

また、最近は、LED(発光ダイオード)による照明のライトが多く出回っています。LEDの場合、多少値段が高くなりますが、電流制限機能のあるものや、DC-DCコンバータなどを使って昇圧したものがいいと思います。
バーゲンセールなどで売られている数百円程度の物は、電池から直接LEDに接続しているものが多く、電池の消耗が早く長時間の使用に耐えられない物がありますのでご注意ください。

ヘッドライトのタイプですが電池一体型、電池とライトの分離型があります。分離型の場合、接続ケーブルの接触不良や、小枝や手に引っかかり破損することがあります。
LEDによるヘッドライトでは、内部抵抗の小さいリチュウム電池などの電池を使うことで長時間に対応させることが可能です。もちろん、予備の電池もお忘れなく。

どんな日帰り山行でも、遅れたり、動けなくなったりして、夜になってしまう可能性があります。
自然の中ですから、夜になると真っ暗で何も見えません。ヘッドランプは、どんな山行にも必ず持参しましょう。
ザックにしまう時は、ビニールの袋に入れて、壊れないようにパッキングしましょう。
地 図  10,000分の1・・・・一部の都市部しか発行されていない。

 25,000分の1・・・・航空写真測量をもとに作成された実測地形図。山の地形を読むのに最適。

 50,000分の1・・・・25000分の1をもとに編集し作成されている。1枚の地図で25000分の1よりも広範囲を表しているが、地形を読むにはその分精度が低い。

登山ハイキングでは、1/25,000(4cm間隔=地図上の1Km)の地形図を持って行きましょう。
実際の距離:1Kmは、地図上では、1/2,5000の場合4cm 1/50,000の場合2cmとなります。
等高線:10mごとに引いている。
また、あらかじめ 1/25,000の地形図に磁北線を赤線で引いておくと便利です。

ラミネートされた地形図は、折り曲げたとき破れ防止、防滴効果で長く使えます。
ただし、山の地形は絶えず変化していますのであまり古いものは使用しないでください。

見通しのいい場所では、できるだけ地図を広げ、自分の今いる位置を確認しておきましょう。
コンパス コンパス(方位計)は、正確な位置を確認するため大切なものです。
地図とコンパスはいっしょに収納しておきます。
コンパスの選び方
1.コンパス(方位計)は、指示針がロックできるもの
2.方位計は、透明で長さ(距離)を計測できる定規と一体になっているもの
3.予算があればGPSが便利
4.登山では、荷物を軽くするのが大切ですので軽量なもの。
具体的には、オリエンテーリングモデルと言われる透明なプラステックのものが使いやすくていいでしょう。
メーカーはスントやシルバというメーカーのものがあります。
レスキュー
シート
山では何が起こるかわかりません。さまざまなアクシデントで動けなくなったときビバーグしなければならなくなったり、救援のため一時的に待機しなければならなくなったときのために、レスキューシートかツェルトを持参しましょう。
ただし、グループ登山の場合、ツェルトは、数人に1個でいいでしょう。したがって個人用としてレスキューシートは持参しておきたいものです。
着火器具 高山や冬場ではコンロ(バーナ)が着火しなくて調理ができなかった、お湯を沸かすことができなかったなどの経験がありませんか。
とくに、2,500m以上では、市販の電子ライターなど使用できないことがあります。
このようなことから、現在では登山用のライターやマッチが販売されています。これも、もしもの時のために、持って行きましょう。マッチはライターでもOKですが、どちらも濡れないように、必ずビニール袋に入れて持ちましょう。
非常食 山行での食事は次のように分類されます。
1.通常食:山行の予定通りに食べるもの。弁当、加熱調理食。

2.行動食:行動中に食べる。昼食兼用でレーションといいます。
3.予備食:予備日程に入った際の食糧。通常食と同程度。
4.非常食:非常事態に食べる。行動食と同程度。

山行は、スケジュール通りに行くとはかぎりません。
またアクシデントが発生しビバーグしなければならなくなったときのために、必ず非常食を持参しましょう。
非常食は、コンパクトでビタミンやカロリーの豊富なものが良いでしょう。
できれば調理器具を持参しアルファー米、コーヒなど体が温まる食材も持参したいものです。
手軽なものとして、カロリーメイト、チョコレート、コンデンスミルク、蜂蜜などが良いと思います。
自分の嗜好も考慮して、カロリーの豊富なものを選びましょう
行動食 山行中に食べるもので昼食を兼ね食べやすく腹持ちの良い食材を選びましょう。
一般的には、パンやおにぎり。行動食は、一度に多く食べるのではなく、適当な時間に分けて食べる方が効率的です。

空腹になると動けなくなり、急に満腹になると体が重く、横になりたくなってしまいます。
休憩の時間を利用して、こまめに食べたいものです。
昼食以外の行動中の食料としては、栄養価の高いゼリー、豆菓子、キャラメル、チョコレート、せんべい、クッキー、ソーセージ、甘納豆など安価でいいものがあります。
通常食 値段少し高いですが、軽くて持ち運びが簡単でお湯をかけるだけで調理でき、おいしいく食べられることで近年登山者に人気のフリーズドライ食品があります。
最近では、登山者向きの商品に、香るビーフカレー、親子丼、麻婆茄子、わかめスープ、おしるこなど販売されています。

フリーズドライ食品は、お湯を注いで10〜30秒で調理可能なものなど出現?しています食感もよくなっていますので非常食などにも利用できることと思います。
もちろん、おにぎり、稲荷寿司などゴミのでない通常食も便利ですが、腐敗には充分ご注意ください。
ストック 膝や腰の負担の軽減にストックを使用する中高年の登山者が多くなりました。
ストックには、T型ステッキ?とリストループに手を通すタイプのものがあります。
ダブルストックは、リストループに左右の手を通しておけば腕の振りが左右対称になり歩行姿勢がよくなって疲労感も緩和されてくるそうです。

ただし、木道では、ストック跡が残りますのでキャップを装着しておきたいものです。
また、岩場などでは、返って危険ですので収納し手足による3点確保で昇降してください。
手 袋 早春や晩秋になると防寒用の手袋が必要になってきます。
素材には、ウールやアクリルなどの手袋やミトンタイプの防寒手袋もあります。
冬場では厚手のほかに薄手も用意しておくと便利です。また雪に対する対策として防水性の手袋を持参するといいでしょう。
綿(コットン)の手袋の使用はできるだけ避けましょう。軍手って安くて便利なのでしょうが・・・。
コップ 行動中にお茶やコーヒーを飲んだり、また水場ではその場で注ぐことができるコップがあると便利ですね。
宿泊先で暖かいものを入れるのにも便利です。
ベルモントなどからチタン製のマグカップ・や2重構造コップが販売されています。
金属ですが、2重構造のため外部は比較的冷たく飲みやすいと思います。
タオル できれば2枚程度持参したいものです。
もちろん汗を拭いたり、顔や体を拭いたりしますが、ケガをしたとき傷口を覆ったり、暑い取手を掴んだり、そのた物を縛ったり包んだりするとき便利です。

西洋タオルだけではなく日本タオルも1枚程度入れておくと効率的になります。
ナイフ ナイフは包丁の代用として調理用に便利です。五徳ナイフには、ナイフのほかにフォーク、缶切り、楊枝、スプーンなど付属しています。でも結構重くなってしまいます。
したがって一般的なナイフで充分だと思います。

注意
銃砲刀剣類等取締法の規定によると「刃渡15センチメートル以上の刀、剣、やり及びなぎなた並びにあいくち及び45度以上に自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフ」は刀剣類とされています。
ただし、同法第22条「何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない」とあります。

登山で調理に使うため必要と主張すれば、正当な理由と認められると思います。しかしながら刃渡り6cm以下でも普段から持ち歩いていて警察に見つかると軽犯罪法で処罰されます。

軽犯罪法第1条第2項では、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」
(銃刀法によると刃の長さが10cm未満のものでなければならないようですが。)とされていますのでくれぐれもご留意を。
コンロ EPI、プリムスなどに代表されるガスコンロが主流です。
できるだけ軽くコンパクトなものを選んだ方が良いです。バーナーが大きいほど火力が強く、調理が早くできます。

ただし、ガスの消耗も大きい。他に、ホワイトガソリンを使用するコンロ(ホエーブス)や、灯油を使用するコンロもあります。
なお、ガスコンロであれば、1台で2〜3人分の使用を目安にしましょう。
燃 料 水や食品を温める調理用品のうち、登山用コンロには燃料によって次のように分類されます。
固形アルコール燃料、ガス、ガソリン、灯油、のように固体、液体、気体の3タイプに分類されます。

これらの燃料は、登山の形態、気象条件、コンデヒションなど自分にあったものをチョイスすればいいでしょう。

最近の燃料はガスバーナーが使用されています。ガスボンベは、使用方法によって数種類に分類されています。
ガスの燃焼とは、液体が気化することにより空気中の酸素と結合し、急激な酸化によって燃焼します。このとき、液体のガスが気化するとき、周囲の熱を吸収します。
したがって、ガスボンベが冷たくなります。

このように、気温が低い高山帯や冬期では、液体ガスが気化できず燃焼できないことがありますのでウインター用(外気温度マイナス10℃まで)を推奨します。

ガスボンベの選定を誤ると無用の長物になってしまい大変な事になります。(携帯ライターも同じ現象です。)
一昔では、ホワイトガソリンを使ったバーナが主流で、気温が低い場合でも平気で使用していたものですが・・・
テント 登山用テントには、ドーム型、A型、など数種類ありますが、現在登山用のテントとして主流になっているのはドーム型テントです。

ドーム型は、設営や撤収がしやすく、フライシートを使用すると居住性もUPします。
また風にも比較的耐える構造です。従来はA型(家型)タイプでしたが、A型変型としてモンベルからムーンライトシリーズが販売されています。
ドーム型にも3タイプがあります。それぞれ特徴があります。
何人用のテントにするか検討して購入します。
普通、2〜3人用などと幅を持たせていますが、この場合3人で使用した時は、かなり窮屈ですから、ツェルトなどを持参し、装備はツェルトに入れて、テント内を広く使うようにしましょう。

土や草原のような地面の場合は、ペグが必要ですが、高山の稜線などの岩の多いところは、石を利用して張り綱を張りましょう。(軽量化も図れます) 

また、素材は、ゴアテックスがベストですが、通常のナイロン製でも問題ありません。
ただし、ゴアテックスの場合は、フライシートを使わなくても、防水性を維持できますので、軽量化を図れます。テントを張る時は、テント本体とフライシートがくっつかないように、空間を作りましょう。
くっついてしまうと、防水性がなくなり、テントの内部に雨が入ってきます。
テントマット 登山用の少人数のテントでは、2本のポールを交差させるシンプルな形状のクロスフレーム式のほかジオテック式、吊り下げ式などがあります。
クロスフレーム式は、軽量で設営が簡単です。

テントの選び方として
1.大きさサイズ
2.素材
3.重さ
4.フライシートの有無
5.ベンチレーター有無
つまり、しっかりした縫い目で強風、豪雨?に耐え、露結しにくく、換気用のベンチレーターがついているものを選びましょう。
テントの床面にはクッション性の銀マット快適?です。また、銀マットの、銀の部分を上にした場合水をはじき、下にすると滑りにくくなりますので必要に応じて使い分けましょう。
シュラフ シュラフ(寝袋)には、形状で、封筒型、マミー型(みのむし)があり、インナー素材では、化繊、綿、羽毛などがあります。

冬場でのシュラフは、保温性が良く、軽くてコンパクトに収納できるものを選びたいですね。
そのため。放熱が少ないマミー型で、水鳥の羽毛のシュラフを選びましょう。

水鳥の羽毛は、寝汗によるベタツキが少なく快適です。また、2,000m以上では、羽毛が900g以上のものがものがお勧めですが、値段も高くなってきます。

保温性を高めるため、インナーシュラフやシュラフカバーをかぶせると保温性も一段とUPします。
(私の場合暖かい湯をポリタンクなどに入れ厚手のタオルを巻き、ほんのりと暖かさを感じるように足元に入れ、翌朝その水を調理に使ったり、洗顔などに利用しています。)のスリーシーズン用では、そろそろ寒く感じる季節です。
コッヘル クッカーとも言いますが、軽量で丈夫なチタン製のコッヘルがお勧め。コッフェルは、山行人数に応じてサイズ、数量など選定します。
あまり大きくなると、大きなザックを用意しなければなりません。また、パッキングにも苦労します。人数が多い時は、何人かに分けて収納しましょう。
食 器 コッフェル以外の食器には、木製、金属製のほかプラスチック製のものなどがあります。
スプーンのには、先端がフォーク状になったものがあります。山では、重量、種類を減らす上で重要です。そのため先端がフォーク状のスプーンが重宝されます。また、伸縮の箸もコンパクトに収納できますので準備するといいでしょう。
外と便利で場合、が、金属製のものは直接火にかけられるため、便利です。(箸、スプーンは山用語で「ブキ」といいます)
ファーストエイドキット 緊急用の薬品の詰め合わせたものが、ファーストエイドキットといいます。
登山中怪我をしたり、何かのアクシデントに遭遇することがあります。

また、お腹をこわしたり、打ち身、捻挫などになることがあります。
使わないに超したことはありませんが、もしもの時の必需品として持参すべきでしょう。
登山用品店にも携帯用の救急セットが売られている。

しかしそれらを買ってしまえばそれだけで充分ってことではありません。
日本で販売されているファーストエイド・キットには、ハサミやガーゼ、絆創膏などが入っているだけで、薬事法の規制で医薬品など販売することができないため、消毒液のほか薬類は一切入っていません。 (一部解除のものもあります。)

したがって、薬局のどで、個々の医薬品を自分で選んでセットする必要があります。
参考として、下記のものを収納するといいでしょう。

ただし、薬剤師と相談し、アウトドアの形態を説明の上、選定することが必要です。
・フェイスシールド ・プラスチック手袋 ・ウェットティッシュ ・三角巾 ・滅菌ガーゼ ・救急絆創膏(バンドエイド) ・紙絆創膏 ・消毒薬 ・抗生物質軟膏(殺菌・炎症防止) ・副腎皮質ホルモン軟膏(かゆみ止め) ・風邪・胃腸薬・整腸薬 ・抗生物質 ・消炎鎮痛剤 ・抗ヒスタミン剤 ・保険証のコピー、名刺、小さなボールペン・持病のある方はその薬。
そのた 1.保険証も持参しましょう。
保険証は、運転免許証などと一体でカラーコピーしたものを持参しておきたいものでするかわかりませんので、保険証かコピーを用意しておきましょう。
2.まさか忘れることがないと思いますが、お金の必要になってくることがあります。
お金は、2カ所程度に小分けしておくと、もし落としてしまったときすべて無くならないですから。

いくらゆっくり歩いても必ず息が上がってしまいます。
原因は、高度が上がるに連れ気圧が下がり酸素濃度も低下し、酸素を体内に十分に取り入れることができず血中酸素濃度も低下するためだと言われています。
このようなとき、歩くのをやめゆっくりと深く呼吸をし、体を整え落ち着けばまた歩く、これを繰り返すことです。
また、体が環境に順応するのに時間がかかってしまいますので、一気に高度を上げないでできるだけ長時間休み、少しづつ高度を上げ体を順応させて行くことが大切です。
めまいがしたり、頭痛などの症状が現れる場合は初期の高山病の疑いがありますので【もし急性高山病になったら】をごらんください。


◆なかなか火が着かないとき

高山や冬場ではコンロ(バーナ)が着火しなくて調理ができなかった、お湯を沸かすことができなかったなどの経験がありませんか。
とくに、2,500m以上では、市販の電子ライターなど使用できないことがあります。
このようなことから、現在では登山用のライターやマッチが販売されています。
そこで現在市販されている着火装置のライターについて述べてみたいと思います。

防水マッチ
多少の水に濡れでも使用できるマッチで、コフランやモンベルなどから販売されています。
多少の雨や水にも強く標高の高いところでも問題無く使えます。

マッチケース
防水性にすぐれたマッチケースで、さらに耐水性にすぐれています。
(マッチは別売)

電子ライター
現在多く市販されているライターで、俗に100円ライター(バーナーに付いている着火装置もこれと同じ)です。
高山、冬期ではまず着火しないと思っていいでしょう。
(チャッカマンは使用可)

フリント式ライター
直径2mmほどの黒い鉛筆の芯のような火打石(フリント)がついている旧式の100円ライターで、着火の仕方として、ライターを体温程度に暖めておき、ガスを少し出しながら火打石(フリント)を擦れば着火します。

ZIPPOオイルライター 高山、冬期でも着火しますが、かなり時間がかかります。
ライター本体を暖めてから石摺りを数回繰り返すと着火します。

そのた、ターボライター 燐寸(マッチ)バーズアイマッチ
これらは、機内の持ち込みが厳しく規制されていますので、搭乗前に必ずご確認ください。


◆高山でのパッキング(収納)、調理について

薄いプラスチックケース(包材)について

標高が上がるに連れて気圧の低下、酸素濃度の低下、気温の低下などをまねきます。
まず、気圧の低下によってポリやビニールで包装されたお菓子など目いっぱい膨らんでしまって今にもはち切れそうになってきます。
登山口では、ザックのパッキングが良かったけど、頂上に着く頃ザックがパンパンに膨れてしまったなんて経験があったと思います。
対策として、これらで包装されたものは、あらかじめ小さな穴をあけ内圧と外圧が同じにねるようにすればパンパンに膨張することがなく安心ですね。

缶ビール、密閉容器の開け方

平地でも缶ンビールや瓶に入った炭酸系飲料は穴から溢れて出し、そのあたりを濡らしてしまったことがあると思います。
高地ではなおさら、ポイントはキャップを開け方でこぼれたり、一気に噴出?するのを防ぐことるができます。
蓋は、ゆっくりと小さな穴が開く程度に開けます。
もちろん、炭酸系飲料は、絶対に振らないようにすること、ある程度中身が落ち着くまでそっとしておくことが大切。
そして泡が出なくなったら少しずつ開け最後に蓋を全開にしてください。
炭酸飲料でなくても缶コーヒなど熱処理をしたものであれば、外気圧が下がっているときは、あふれることがありますのでご注意してください。

高山での調理

高山での調理は、暖めてもとに戻す調剤が便利ですね。
でも沸点が下がりますので調理に時間がかかりますが・・・。
92℃程度で調理できるものを選定しておくことが大切です。
(1,000m→沸点97℃/酸素濃度88% 2.000m→94℃/78% 3,000m→92℃/68%)圧力鍋を持って行くこともできず辛抱するしかありませんが、山小屋などでは圧力鍋など使い大変苦労して調理をしていることに感謝しなければならないですね