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雷はどうして起こるの?

雷は静電気なのです。
梅雨のシーズンになってくると、雷のゴロゴロと鳴るいやな音を聞くことになりますね。
夏の風物詩にはなっていますが、ちょっとこわいけど、遠くに光るとき閃光花火のようできれいです。
夏の積乱雲はとくに雷が発生しやすく、雲と地球の間でショートするのが落雷だそうです。
電圧は、非常に高く(約2億ボルト)、電流が数万アンペアで、その閃光の通り道の空気は数万℃にもなるそうです。
これによってプラズマ化した空気が光を発し、あの閃光を作り出すのだそうです。
雷雲と地球の間は約2-3Kmあるので、一度に落ちずに放電を繰り返しながら落ちてくるため、閃光がギザギザになるのだそうです。
落雷とその対応については諸説あります。したがってここに記載されたようにすれば絶対安心と言うわけではありません。参考程度にごらんください。


雷から身を守るための方法

雷は電気を通しやすい高い物のほうに落ちやすいといわれています。

金属物、カーボン(炭素)、水分など電気を通しやすいものから離れたほうが安全だといわれています。
金属のなかでも特に金や銀、銅、アルミニュウム、鉄と言った導電性が高いといわれています。



山に登るのに、貴金属の指輪やネックレスなんかしていないと思いますが身に着けないほうが安全ですね。
金属品(ピッケル、カラビナ、ハーネス、コンロ、コッフェルなど)は、雨などに濡れないようにし、できるだけ遠ざけて置きましょう。

樹木のそばは、意外と危険です。
樹木の高さが高くなるほど落雷の危険度が増します。
木に落ちた雷は幹や枝を伝り、もしその下に人がいた場合人間のほうが木よりも電気を通しやすいので当然雷が伝わってきます。
まして幹に寄りかかって雨宿りをするなんて無謀です。

雷の電圧は非常に高く、その電流は、表皮効果にとって木の表面に電流がながれます。
したがって、木の幹から3m以上離れ、木の天辺を仰ぐ角度(仰角)が45度の地点との間(図の黄色いところ)に身をかがめることが大切です。 身をかがめる方法として、心臓を体で包み込むようにし、心臓の周りには、電流が流れないようにすることが大切です。


金属やカーボンのように導電性のものや絶縁物でも雨に濡れたものは、できるだけ身から離すことが大切です。
しかし、めがねや時計、ネックレス、ブレスレットなど導電性のものであっても、小さければ落雷による危険性は少ないといわれています。

ただし、避雷針のように杖(シトック)やピッケルのなどは身体から上に出ないようご注意ください。
一般に絶縁物といわれる樹脂などでも、雨に濡れてしまうとそれに電流が流れ危険落雷することがあります。

落雷による死因の多くは心肺停止だといわれ、火傷による死亡は少ないそうです。
したがって雷は、体の表面から地表に抜け、心臓を通らなければ火傷を起こすことが合っても死に至ることは少ないともいわれています。


海や山で雷に遭ったら

海水浴中に雷に出遭ったら、ただちに陸に上がり建物など安全なところに非難する。
山で雷に出遭ったら、山頂や尾根など高い所から離れて山小屋などに避難する。

山小屋など無い場合、尾根筋には出ないようにし、高い木などから離れ、できるだけ低いところ(コルや窪地など)で姿勢を低くし、雷が遠ざかるのを待つ。
決して動き回らないようにし、雷が収まってから安全な場所に避難、移動する。
登山中の落雷のうち、標高の高い地点では、雲の下部がマイナス極、地球の表面(地面)がプラス極となり、雲と大地の間が狭く、大規模な放電現象が起きやすく、放電は、濡れた岩や通路に沿って起こることもありますので、雷注意報が出ているときは、外出を避けることが大切です。


落雷や感電事故に遭ったとき

感電や落雷事故に遭ったときは、体の中を電気が通るために呼吸や心臓が止まることがあります。
また、電気が入ったところと出たところにやけどを起こす(電流斑)ほか、筋肉など体の深いところにも、目に見えないやけどを起こすことが有ります。(電撃斑)

1,まず被雷しやすい場所から遠ざける。
救助者の感電を防ぎ、さらに感電による呼吸停止や心停止の危険性、やけどの広がりな どを防ぐために、直ちに雷しやすい場所から遠ざけます。

2,意識を確認し、なければ呼吸や脈拍を確認する。感電や落雷(数千ボルト、数万アンペア)に打たれた人を見たときに、意識が有れば呼吸と脈拍はだいじょぶです。
意識がないときは直ちに呼吸を見て息が止まっていたら人工呼吸(頭を高く上げないで 呼吸が肺へ通りやすくする。
体は右を下にして、(嘔吐しやすくする)行います。

一般人である我々にできることは、天候の悪い日は避けることと、遭遇したとき冷静沈着、速やかに助けを呼ぶことが肝要ですね。