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決して良いことではありませんが、街中で事故を見たり怪我をしている人を見かけた場合、見て見知らぬ振りをすることがあるかも知れません。 山や川などで、病気やケガで動けなくなったとき、またそのような人を見かけたとき、あなたはどうされるでしょうか? 筆者の場合、アマチュア無線をやっていた関係で144MHz、430MHzのハンディタイプの無線機を持って入山していました。 ハンディタイプとはいえ、単三の電池が8本も入っていて結構重いものでした。 それが携帯電話という軽くて個人を指定して繋ぐことができる便利なものが主流となりましたが、衛星電話は別として山中では、一般の携帯電話は圏外となり、よほど有名な山域に行かない限りなかなか繋がりません。 繋がる地点は見晴らしの良い尾根筋や近くに街が見えるところでないと繋がりません。 そのため、応急処置のために非常用パック(ファーストエイドキット)を携帯したいものです。 山中怪我をしたり、何かのアクシデント、お腹をこわしたり、打ち身、捻挫などになることがあります。 もしもの時の必需品として持参すべきでしょう。 登山用品店にも携帯用の救急セットが売られていますが、それらを買ってしまえばそれだけで充分ってことではありません。 日本で販売されているファーストエイド・キットには、ハサミやガーゼ、絆創膏などが入っているだけで、薬事法の規制で医薬品など販売することができないため、消毒液のほか薬類は一切入っていません。 (一部解除のものもあります。) したがって、薬局などで、個々の医薬品を自分で選んでセットする必要があります。 私の場合下記のものを収納しています。 参考までに掲載しますが、薬剤師と相談し、アウトドアの形態を説明の上、選定することが重要です。
この中で意外と役に立つものがあります。 ウェットティッシュは、汗を拭いた後乾燥させると再び使用できますし、土など汚れを取るのにも便利です。 暑い夜寝苦しいときには、パウダーシートを使うとサラサラ感が出て気持ちよくなります。 また、伸縮性のテープは、捻挫、骨折、傷口の保護、靴擦れの保護、物を縛るときにも利用でき重宝しています。 以前、穂高連峰のザイタングラートで足首を捻挫したパーティーの女性がタオルで足首を縛って歩いていました。 タオルでは上手く歩行できず仲間から離れて悲しそうでしたので、伸縮用のテープで患部を補強してあげました。 テープで補強すると痛みも和らぐのでしょうか?随分明るくなった表情になり、私も心が穏やかな気持ちになっていました。 また、自分自身がケガや疾病で動けなくなったとき、通りかかった人や同行者に近くの山小屋や警備隊の方に知らせてもらったり、反対に依頼されて通報することもあります。 このようなとき、「緊急連絡カード」を作成しておき、非常用パックのなかに入れて置くと、緊急時に動揺することなく、書式に法(のっと)り必要最小限書き込むことで明瞭に連絡することができます。 「緊急連絡カード」は、ダウンロードし、必ずザックに忍ばせておいてください。 自分だけではなく、他の登山者の役に立つことでしょう。 更に、もう1枚自分用の「住所・氏名・年齢・性別・電話番号・血液型・緊急連絡先・保険加入の有無など」を記入した「連絡補助カード」(遭難対策名刺のようなものかな?)を用意します。 もし、不慮の事故の遭ったとき「緊急連絡カード」に書き込みをしないで両面接着をはがしてこの「連絡補助カード」貼り付け、通りかかった人に、山小屋や警備の方に届けてもらえれば迅速に対応して貰えることでしょう。 |
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