| |
● 山用品ってそんなに重要なの?
最近では、ケーブルカー、リフト、ロープウェイなどかなり高いところまで一気に登ることができる山があります。このようなことから、軽装で市街地を歩く姿で山に入っている観光客を見受けることがあります。 安易な格好で山に入ると捻挫や怪我、体力の消耗による病気を引き起こし、時によっては命を落とすことがあります。 山に入るには、しっかりとした装備が必要になります。 決して他力本願になってはいけません。 自己管理をし、体力、気力、知力がなければ入山しないことが賢明です。 まず、登山用品は登山専門店で選ぶほうが無難です。 登山経験の豊富な登山専門店では、アドバイスを受けながら選定することができます。 登山装備で序列を付けるのはナンセンスかも知れませんが、下着(アンダーウェアー)、靴、雨具、それにザックではないでしょうか。 ○下着(アンダーウェアー) 綿や綿の多い混紡は避け、ウールや疎水性のポリエステルなどの化学繊維やゴアテックスなどの素材を使ったものがベスト。 ○靴 山歩きで歩けなくなれば、大変ですよね。 ハイキング程度であれば、表面が布製のミドルカットもいいですが、できれば皮革製の登山靴がお勧めです。 本格的登山となれば、皮革製のハイカットタイプをお勧めします。 ![]() ハイカットは、足の踝(くるぶし)やアキレス腱を保護してくれます。 また、内部は、ゴアテックスの素材の蒸れにくい素材がいいと思います。 値段が高いのがネックですが・・・。 ▼選定のポイント ・防水性が高いか、蒸れにくいか ・靴幅、甲が足に合っているか ・靴の底にはクッション性があるか ・靴全体が適度な硬さがあるか ・登山用の靴下を履いたときつま先に余裕があるか ・靴紐がフィット(絞めやすい)するか ○雨具(レインウェアー) 山の天気は変わりやすい。 登山中雨が降ることってよくありますよね。 ナイロンやポリエチレンの雨具は、すぐ破れたり撥水性がないため体が汗で蒸れてしまいます。 防水性があり、蒸れに強い撥水性のゴアテックスなどがお勧めです。 素材には、ゴアテックス、ミクロテックス、ハイパロン、エントラントなど防水性に優れ、透湿性も良いものがあります。 ▼選定のポイント ・軽いコンパクトに収納できるもの ・ゴアテックスの素材のもの ・頭巾(フード)にツバがあり雨で顔が濡れないもの ・袖は、絞ることができるもの ・襟立てまでファスナーで留められるもの ・雨の進入を防ぐためファスナーフラップが二重になっているもの ○ザック ザックも防水性があり、体を包み込むようフィットし背中に密着するものがいいと思います。
また、ウェストベルト、ショルダーベルト、トップアジャスターなど細かく調整できるものが望ましいですね。最近のザックは、縦長いタイブのものが主流です。 横長いものは、木の枝や岩などにあたってバランスを崩して怪我をすることがあります。 ザックが、山行日程や宿泊形態などでも大きさを選定しなければなりません。 日帰りトレッキングでは、20から30リットル、山小屋泊の場合40から50リットル、縦走登山の場合60リットル以上が一般的です。 ▼選定のポイント ・山行形態でサイズを選択する。 ・防水性の高いもの ・ウェストベルト、ショルダーベルト、トップベルトがありそれぞれ調節機能があるもの ・背中にあたる部分は、蒸れにくくて通気性の良い素材と形状のもの ・ザックカバーの装着がしやすいもの ・大切なものを収納するポケットなどが内部にあるもの ◇筆者の本音 たしか1967年ヤマヤの少ないころ先輩から使い古しのザックで随分我慢したものだった。 やっとの思いでから新調。 今のようなフレームザックではなく、旧兵隊さんが持っていたような分厚い布地のキスリングであった。 ザックは、左右にサブポケットが着き重くてバランスが悪が当時はこれが当たり前。 このザックを持って、ヤナギ林やハルニレ越に見える梓川と明神岳を横目に、穂高に入った想い出が残っている。 | |
| |