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ザック

小生が本格的登山をはじめたころは、カーキ色の分厚い生地で両側に比較的大きなポケットがついたキスリング型(肩のみで支えキスリングでホールドする)のものが主流でした。
当時の年代層の岳人は、青春時代に必ず一度はお世話になったことと思います。
帆布製の大きな袋に背負い紐と左右には、大きなタッシュ(サブポケット)がぶら下がりまるで蟹のような格好でした。

この大きなバッグだけで小型のアタックザックくらいの容量があり、ショルダーベルト以外何も着いていませんでした。
まして、ウエストベルトやストラップなんて着いているはずもありません。
背負っている姿を見るとパッキングの良し悪しが一目でわかり、パッキングの下手な登山者にとって、魚に食いちぎられた蟹のように死ぬほどの苦痛を背負うはめになる代物でありました。
したがって、パッキングを見ただけでどれだけ山慣れしているか判断でき、熟練者かどうかわかるほどでした。                                   提供:秀岳荘

悪いパッキングは、ザック下の部位が丸くなり、まるで西瓜を2,3個入れたようで不恰好な感じで、ヨタヨタ歩く姿には気の毒な感じさえしたものです。
また、キスリングは横に長く重心を取るのが難しく、重心が左右のどちらかにズレテしまいバランスを崩し、挙句の果てには疲れがひどくなり、登山どころじゃなくなってしまうことがありました。

現在中高年によるツアータイプの登山では、大きなポケットが通行の妨げになり、周りの小枝や人にぶつかり、事故のもとになります。
また、両サイドにバランスよく荷物を収納できればいいにですが、バランスが悪くなると、歩くことさえむずかしくなります。

その後一時期、フレームザックが出回ったこともありました。
フレームザックは、ベトナム戦争後アメリカから日本に入ったと言われています。
このフレームザックは、一時期ではありましたが、腰で支えることができリスニングタイプに変わって使用されるようになりました。
しかし、所詮横幅が広く、長時間の歩行やアタック用としては、今ひとつと
いうところでした。

最近は、縦長いタイプのザックが主流です。
一般的に、日帰登山では、デイパックといわれる20リットル程度、1泊2日では、コンロ(ラジュウス)やコッフェル(クッカー)それに、食料なども詰め込まなければなりませんので30から40リットル程度必要となります。

もちろんテントやシュラフ(寝袋)は、ザックに縛りつけなければなりません。
このように登山経験が豊富になれば、60リットル以上のザックで長期の山行が可能となり、テントやシュラフも収納することが可能となります。



ザック選定のポイント

まず、登山の形態によってサイズを決定します。
ザックの中に何を入れるのか、重量とサイズはどうか、予備アウターなど着替えの量など考慮して選んでください。
なお、パッキングの仕方によって小さくてもバランスよく収納でき、疲れない歩行ができることが選定のポイントになります。


全体

・まず縫い目がしっかりしているか。
縫い目の最初と最後がしっかりと留まっているか確認しましょう。
端末処理が悪いものは、登山中ほどけてしまって大変です。

ショルダーベルト

・幅が広く、ある程度の厚みがあってエラスチックのショックアブソーバがついているものが望ましいです。
スポンジの少ないショルダーベルトでは、肩に負担がかかってしまいます。

・海外仕様の輸入品の場合、ショルダーベルト長すぎることがあります。
アジャスターを締めきっても肩に隙間ができ、ゆらゆらしてしまいます。
そのうちベルトがはだけて、肩からズリ落ちてしまうこともあります。
また、締めしろがないためアジャスターのヒモが長くお尻の下までブラブラし、枝などに引っかかって事故につながることがあります。
ザックが全体にフィットするよう必ず背負ってみて購入するといいでしょう。


ウェストベルト

・ウェストベルトは、ザックの重量を、肩以外に、背中、腰に分散させるものです。
ウェストべルトは、腰の位置でしっかり締められるもので、腰のあたりが幅が広く、アジャスターのついたワンタッチ式のものを選びます。
アジャスターのベルトは数カ所のベルト留めのあるものを選ぶといいと思います。
なぜなら、ウェストバックのかわりに小物入れなど取り付ける場合、ベルトがゆるんでしまいますから。


トップストラップ

・トップストラップはショルダーベルトとザック上部の隙間を調整するもので、肩(背中)とザックの隙間を少なくします。
これがなければ、ザックが後に垂れ下がり背中とザックの隙間を大きくしてしまします。
もちろんショルダーベルトの補助ですが・・・。


チェストベルト

・ショルダーベルトが広がり、ザックが両腕にずれるのを防ぐためのものです。
ベルトの位置は、脇の下の高さがいいでしょう。
もちろん、長さを調節できるものでなければなりません。


メンテナンス

・陰干したのちブラシなどで泥などを落として下さい。
汚れがひどいときは、中性洗剤でブラッシングし、よくすすいでから陰干しします。(ただし生地裏面の防水コーティングにはキズが付かないよう
注意して下さい。)
また、ウェストベルトやパッド部をしっかり乾燥させ、仕上げに撥水スプレーをかければ防水性を維持することができます。(撥水スプレーによっては生地を傷めることがありますので、適合したものをご使用ください。)


おもなメーカ

・ARC'TERYX(アークテリクス・CANADA)
・BLURR(ブラー)
・CERRO TORRE(セロトーレ)
・deuter(ドイター・GERMANY)
・GREGORY(グレゴリー・USA)
・HERITAGE INC(ヘリテイジ・日本)
・Jack Wolfskin(ジャックウルフスキン・GERMANY)
・karrimor(カリマー・UK)
・Lowe Alpine(ローアルパイン・GERMANY)
・MAMMUT(マムート)
・MILLET(ミレー・FRANCE)
・Mountainsmith(マウントスミス)
・mont-bell(モンベル・日本)
・MOUNTAIN DAX(マウント ダックス)
・Mountain Hardwear(マウンテン ハードウェアー)
・osprey(オスプレー・USA)
・patagonia(パタゴニア・USA)
・THE NORTH FSACE(ザ・ノース・フェイス)