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アウトドアでの食事
 山やキャンプでの食事は、とにかくうまい!
シェフがつくるような手の込んだ料理は到底無理だが、なんだか美味しくいただける。
簡単な料理でも、環境(場所)と雰囲気がかわると美味しさがちがってくる。
休憩の間の少しばかりの暖かい飲み物でも、心を癒してくれます。



・ 水や食品を温める調理用品のうち、登山用コンロには燃料によって次のように分類されます。
固形アルコール燃料、ガス、ガソリン、灯油、のように固体、液体、気体の3タイプに分類されます。
これらの燃料は、登山の形態、気象条件、コンデヒションなど自分にあったものをチョイスすればいいでしょう。

固形アルコール燃料

ふたをあけ、ゲル状になったアルコールに火をつければコンロに早がわり、火力は弱いが手軽さでは、引けをとりません。
缶の上にコッフェルやヤカンを直接のせるだけで、スピーディーに調理が可能。
日帰り登山などで、カップ麺、コーヒなど携帯食を作るのに好都合です。

難点は、火力が弱く、突風などですぐ消えてしまうことがあります。
また、コンロに水や沸騰したものが入ってしまうと消えたり、火力が一段と弱くなって、ときには使えなくなってしまいます。
でも、山用品店やアウトドアショップでは、500円程度から購入することができるので経済的です。

もちろん、残量も一目瞭然、最後まで無駄なく使うことができます。

                   参考:固形燃料の正しい使い方  製造/販売:ホワイトプロダクト



ガス
現在いちばん多く手軽に利用されているのがガスコンロではないでしょうか。
ガスコンロは、強い火力が得られ比較的安全であり、バーナーとカートリッジ式のボンベで構成されています。
使い方も至ってシンプル、ガスボンベにガスバーナをねじこみ、あとはバルブのツマミを少し回してガスの点火し、着火したらツマミさらに開いてガスの強さを調節するだけ。

バーナは、軽くてコンパクトなチタン製のものが多く出回っています。
欠点は、ボンベの残量がわかり難く、火力が下がり、炎が出なくなってはじめ無くなったことがわかります。

ガスの有無の大まかな判断基準として、
1.軽く振ってみても音がしなくなる。(強く振ったり、長く振らないこと)
2.軽くなる。
3.着火するとガスボンベが冷たくならない。

ガスボンベは、使用方法によって数種類に分類されています。
ガスの燃焼とは、液体が気化することにより空気中の酸素と結合し、急激な酸化によって燃焼します。
このとき、液体のガスが気化するとき、周囲の熱を吸収します。したがって、ガスボンベが冷たくなります。
このように、気温が低い高山帯や冬期では、液体ガスが気化できず燃焼できないことがあります。
したがってボンベの選定を誤ると大変な事態になります。(携帯ライターも同じ現象です。)
一昔では、ホワイトガソリンを使ったバーナが主流で、気温が低い場合でも平気で使用していたものですが・・・。

したがって夏用のボンベは、気温の低い高山や厳冬期には使えないと思った方が無難でしょう。
比較的小さな気温の変化にも使用可能な、プロパンガズの登山の用ボンベは販売されていないです。
ただし、バーベキューコンロなど、キャンプでのクッカーにはには、使用されています。

・保管の方法
1.購入したときのボンベの重量を測り、日付と重量をボンベに記載しておく。
2.使った日、その後のボンベの重量をボンベに記載する。
3.完全に使い終わったボンベの重量を測り、上記1.2.3.項目をメモしておく。
少し面倒ですが、調理用の測りを使えますので、やってみてはいかがでしょう。
廃棄する場合、必ずガス抜きをしてそれぞれの自治体の分別方法に基づいて
処理しましょう。


ガソリン、灯油コンロ
ガソリンコンロ(ラジュウス)は、火力が強く強い風でも平気。
ガソリンを補充すればいつでも使えるのが利点です。
雨や、気温の低下、風にも強い。

でも、ガソリンコンロの場合、ガソリンが、バーナーのヘッダーで温められ気化されるまでヘッダーを予熱しなければなりません。
(バーナは、目詰まりしやすいので使用前にバーナーの穴を掃除しておく必要があります。)

一度温まるとあとは、火力が落ちてきそうになるとポンピングをします。
灯油の場合、ガソリンより若干火力が落ちますが、大きな違いはありません。
ガスと違い、だんだん圧力が下がってきますので時々炎を確認しなければなりません。

長期の登山の場合は、重宝できますが、日頃の手入れが必要になり、危険を伴う恐れもありますので、あまりお勧めできません。 (ガソリンは、登山用のホワイトガソリンを指します。)

製造/販売:
Iwatani primus(イワタニプリムス) Coleman(コールマン)  Snow peak(スノーピーク)  Saptain stag(キャプテンスタッグ)  EPI(イーピーアイ) などがあります。


◇筆者のつぶやき

筆者も登山をはじめたころ、ガスコンロなどありませんでした。
たしか1968年ころ、大金を叩いて赤い缶に収められたスェーデンのスベア121Lを買ってしまいました。
当時はコンロのことを、ラジュースと呼んでいましたが・・・・・。
現在のようなガスコンロとは違って、コックをひねればただちに火がつく代物ではありません。

灯油くさい容器を開けて、組み立て少しポンピングをして火皿に灯油を満たし、紙をちぎって捻り、灯油を含浸させマッチで火をつけ、数分経って燃料コックを閉めて燃料タンク内の圧力が上がるのを待ち、火皿の灯油が燃え尽きる頃にノズルから赤みのある青色の炎が出て来る、再びポンピングを行う。

ノズルから、やっと青い炎が勢いよく噴出し着火から解放?されます。
今と違い、着火するまで一苦労した記憶が忘れられません。

なかなか着火せず、手が灯油の匂いで臭く辛い想いをしたものでした。
でも、風や雨に負けない強い炎と、独特の「ブウォー、シュー」って音には、闇雲に歩いた若かりし頃の山行の想い出が懐かしい。


使用上の注意
山でのコンロの使用には、細心の注意が必要です。
山火事を起こしてはなりませんから、山小屋などで指定された場所以外では使用しないことが賢明です。
やむを得ない場合、
1.コンロの周辺に燃えやすいものが無いこと。(山火事の原因となります。)
2.コンロの設置場所が広く、燃えやすいものから遠ざかっていること。(山火事の原因となります。) 3.コンロが安定して設置できること。(燃料がこぼれて危険です。) 4.コンロが風などで転倒しない場所であること。
  (燃料がこぼれて危険です。できれば、周りを石など燃えないもので囲むことが望ましい=使用後は元に戻す。)
3.斜面や、登山道などでは絶対使用しないこと。(登山者に迷惑がかかります。また、転倒して山火事の原因となります。)
4.必ず監視すること。(火元はら離れてはなりません。)